雑談配信やゲーム実況、初代ニコ生チャンピオンとして有名な加藤純一さん。
2018年にはニコ生☆音楽王の企画で、
シンガーソングライターのオオイシマサヨシさんと『ドラゴンエネルギー』という曲のCDを出したり、
幕張メッセでライブをしたりと音楽活動をやってきたわけですが、
そこで加藤純一さんの歌に対するポテンシャルがとても高いんじゃないかというのに気づいたわけです。
そこで今回は加藤純一さんの歌声を分析した記事を書いてみようと思います。
天然のミックスボイス
加藤純一さんの実況スタイルの大きな特徴と言えば、叫び声ですよね。
特に長時間放送でも衰えない体力と声がすごいですよね。
体力はともかく、あれだけ長時間喋って叫んでも声が枯れないのは、
地声が天然のミックスボイスだからです。
ミックスボイスは地声では出しづらい高音域が出るのはもちろんですが、
地声を張り上げるより声帯に負荷がかからないので、声が枯れにくいのが特徴です。
この動画の(1:58)あたりの叫び声はめちゃくちゃ良いミックスボイスですね。
スカッと出ていて聞いてて気持ちが良いですね。
叫び声の天才だと思ってます。
ちょっと音域が高すぎてヘッドボイスみたいになってますけど(笑)
こういう地声が天然ミックスボイスの人は歌を歌うのにすごい向いてますね。
他のボーカルの方だと、ONE OK ROCKのTakaさんや、
UVERworldのTAKUYA∞さん、
歌い手のGeroさんとかは、
地声がミックスボイスの人ですね。
3人共ハイトーンに定評があるボーカリストなので、
加藤純一さんもちゃんとボイストレーニングを受ければ今より化けると思います。
加藤純一さんの音域チェック
この動画を見るとたくさんの歌を歌っているので、
大体の音域が分かります。
45:21〜の粉雪はミックスボイス練習の定番曲ですね。
サビのこな〜ゆき〜、の黒字の部分がhiAなのですが、容易く出てますね。
(男性の地声平均音域はmid2Gあたり)
1:50:38〜のButterflyの、
ぎこちないつばさでも、の黒字の部分、
本家だと裏声ですが、加藤純一さんは地声で歌い通してますね。
ちなみにhiBです。
途中で疲れていますが、音域的にはまだ余裕ありそうですね。
2:11:08〜の夏色の、
この長い長いくだり坂を〜、の黒字の部分がhiCです。
ところどころ歌ってませんが、ちゃんと出ていますね(笑)
この曲を歌ってみると分かるのですが、
AメロもBメロも全体的にキーが高いので、
ミックスボイスが出せないと歌い切れません。
しかも歌い始めて2時間以上経って、しかもお酒もタバコもガンガンキメてますからね。
それでこれだけ声が出るのは天性の声の持ち主だからでしょうね。
1:12:41〜のカブトムシでもhiCが確認出来てます。
この動画だと地声最高音域がhiCまでは分かりました!
hiCまで出せればほとんどの曲が歌いこなせると思います。
まとめ
天然のミックスボイスを持っている人って不思議と人を引きつけやすい雰囲気を持っているイメージがあります。
カリスマ性と言いますか……。
なので真のインターネットヒーローになるのも必然かと思います。
個人的に思うのは、これだけ天性の才能を持っているので、
タバコとかお酒とかを控えてボイトレに励めばめちゃくちゃ伸びると思うんですよね。
あと、長時間の生放送でずっとデスクワークをしているので体が凝り固まっているのを解消したいですね。
いつかの放送で、アキレス腱が全然曲がらないのを聞いて、歌声以前に普通に体がやばいんじゃないかと心配になりました。
体が硬すぎるんですよね。
そのうち脳梗塞や心臓の病で倒れないか心配です。
長時間配信は楽しみではありますが、体調に気をつけて頑張ってもらいたいです。
おもしろかった 加藤純一最強!