宅録で歌を撮りたい!、DTMで作曲をしたい!
と思っても、何をしていいか分からない、という人に向けて記事を書いてみようと思います。
DTMって調べてみればみるほど結局何を買っていいかわからない、
っていう状態になりやすいと思いますが、
最初の段階ではそこまで気にせずに最低限のものを買い揃えるのがコスパ的にもいいでしょう。
その機材をある程度使い慣れてきたら、自分に必要なものも分かってくると思うので、
それから買い足すのがおすすめです!
それでは機材を紹介したいと思います!
最低限必要なもの
PC

これが無いと何も始まらないので持っていない人は買ってください!
多分予算の7割ぐらいがこのPCに割かれるわけなんですが、
ここを妥協して安いPC、低スペックなPCを買ってしまうと、後々ストレスを溜めながらやる羽目になるので、
やるなら思い切り奮発して買ってください!
大体10万円はあれば十分なPCが買えます!
まず、DTMerの中では今でも絶えず論争されている、WindowsのPCにするか、MacのPCにするかという問題です。
ただ、今この話をするとまた別の記事一つ書けるくらい長くなってしまいます。
※MacとWindowsどちらがオススメか記事書きました。
初心者の人はとりあえずWindowsのPCを買いましょう!
WindowsのPCなら凡庸性が高いので、もし音楽活動をやめてしまっても、最悪ゲームするのに使ったり出来るので……(笑)
少し細かいスペックの話なんかをすると、
CPU:core i5以上
メモリ:8GB以上
SSD:256GB以上
あれば十分なのかな、とは思います。
DTMは主にCPUとメモリの性能が重要になってくるので、
ゲームをしない人はグラボをつけなくてもいいです。
そして最新のcore i5は6コア搭載されているので、
少し前のcore i7の性能くらい出るのでとてもコスパが高いです。
メモリはDAWソフトの発展やOSの進化に伴って、8ギガがデフォルトになりつつあるので、
8ギガ以上推奨です。16ギガ以上あったら何も問題ないです。
そして、ノートパソコンにするか、デスクトップにするかの問題なんですが、
初心者の方はノートパソコンをおすすめします。
なぜかというと、もし分からない事が起きても、
詳しい人に持って行っていけば解決してもらえる可能性が高いからです。
もしPCやDTMに詳しい人が周りにいなければ
ノートPCより安いデスクトップPCを買ってもいいと思います。
(基本的には同じスペックのPCを買おうとしたら、ノートPCよりデスクトップPCの方が安いです)
他にノートPCをおすすめできるのはバンドマンですね。
メンバーでスタジオに集まる事が多いと思うので、持ち運べるPCがあるのはとてもメリットになると思います。
※ちなみに僕は自分でPCのパーツを買ってきて自作デスクトップPCを組んでやっています。
PCの知識がある方は中古のパーツとかでもいいので集めて自作で作ったほうが、
2~3万くらいは安くなると思います。(これは万人にはおすすめできません)
※追記 仕事関係で出先での作業が増えたのでMacBookProに替えました。
ノートPCならこれくらいのスペックがあれば上等!!
10万~12万
デスクトップPCならこれくらいのスペックがあれば最強!
~10万円

DAWソフト

今の時代、音楽を作る人の99%はDAWソフトを使ってるはずです。
それぐらいDAWソフトは音楽を作るのに必須なソフトなので、
体験版やElements版
(簡易版で機能は限定されているが値段がその分安くなっているもの)
でも良いので揃えておきましょう!
ちなみにDAWソフトと言っても、
Cubase
Pro tools
Studio One
Logic Pro
Ableton Live
FL Studio……。
他にも色々あるのですが、主に使われているのはこれぐらいですかね。
この中からおすすめを単刀直入に言うと、
Studio Oneがおすすめです!
理由は、OSがWindowsとMac両方対応なのと、使いやすさと音が良いからです!
基本的に右クリックを押せば、大体の機能操作が出来るので初心者にオススメです!
まあ、これだけだとちょっと味気ないので、
他のDAWと比べた印象を話してみます。
自分はLogicとCubase、Fl Studioだけは少しなんですが、
いじったことがあるのでそれぞれの特徴を話しますね。
Logicも説明書無しでも直感で操作出来るので、初心者にも比較的扱いやすい部類だと思います。
インストゥルメントトラックが楽器のアイコンなのでぱっと見分かりやすい。

それとコードアシスト機能があって、キーボードでコードを押さえるとそれが何のコードか識別してくれるという機能がなんですけど、それがとても便利です。
音楽理論とかわからない人でも簡単にコード進行を組めるのでいいのですが、
実はStudio Oneにも似たような機能が最近ついたので、僕の中では完全にStudio Oneが上位互換になりました(笑)
昔はLogic使ってたんですけど、Windowsに変えたのでStudio Oneに乗り換えて使ってたら、いつの間にかGUIがめっちゃ変わってて分からなくなってしまったのでそれ以来起動してないです(笑)
それと、LogicはMac専用なのでその辺りでも少し敷居が高いかなー、と思います。
Logic自体は23000円くらいで、他のDAWより安いので、元々Mac持ってるよーっていう人は、買ってみてもいいんじゃないかなと思います。
あとはMac使っているアーティストはLogic使っている人多いイメージあるので、謎の安心感はありますね。
Cubaseなんですが、これは恐らく日本人では使用率1位なんじゃないでしょうか?
ただ、(ここからは個人的な偏見も入っているので気に障ったらすいません)
WindowsもMacにも対応していますが、長年のアップデートのおかげ(笑)で無駄な機能がたくさんついているのと、
パッと見て操作が全然分からないです。
巷でよく言われているのが、Logicは文系、Cubaseは理系。
自分は文系だったのでCubaseが使いにくい理由に妙に納得してしまいました(笑)
しかし、使用率が高いこともあって、何か困ったときにググれば大体解決策が出てきます。
強みといえば強みですが、それなら最初から使いやすいStudio Oneを全力でおすすめします!
値段も6~7万円もするので、少し敷居高いと思います。
そしてFL Studioなんですが、これは少し特殊で、
他のDAWとは概念が違うというか、音楽の作り方がなんか他とは違うんですよね(笑)
EDM系のトラックメイカーに好かれるだけあって組み立てるような感じで使うというか……、
ただ、自分には慣れなくて使うの辞めちゃいました。
世界での使用率はFL Studioが1位らしいです。
EDMとかそういう系のエレクトロミュージックを作るのに特化しているので、
そういう音楽を作りたい人にはおすすめです
値段も比較的安い方なので、エレクトロ系ならこれ一択なんじゃないでしょうか。
しかもWindowsでしか動かせなかったのですが、最近Macにも対応したのでホットなDAWなんじゃないかと思います。
ちなみにStudio Oneは無料体験版が公式サイトで出てるので、
どういうのか試したい人はダウンロードしてみてください!
それと学生さんであればアカデミック版も存在するので、
通常の半額くらいの値段で購入出来ますよ!
オーディオインターフェース
次に必要なのはオーディオインターフェースですね。
なかなか聞きなれない言葉ですが、オーディオインターフェースを簡単に説明すると、
マイクやスピーカー、ヘッドホンを、音質を劣化させずに繋げる機械のことです。
正直、最初はあまり必要性が分からないかもしれません……。
一番分かりやすい使用用途だと、
コンデンサーマイクを繋ぐ時にファンタム電源というものが必要になるのですが、その時にオーディオインターフェースがその電源を供給してくれるので、使えるようになるくらいでしょうか……。
まあ、マイクもスピーカーも使わねえよ!!
っていう人は最初に買わなくてもいいかもしれません(笑)
ただ、Mix作業をやる場合や、マイクを使ってのレコーディングをするときは
音質の悪い環境ではきついのでその時は揃えましょう。
Steinberg UR12
ROLAND UA-4FX2
昔ニコ生をする人はこぞって買っていたUA-4FXの後継機です!
生配信をするのに向いているのはもちろんなのですが
これは少し変わった機能が付いていて、
男の声や女の声に変えれるボイスチェンジャー機能が付いているんです。
もちろん普通のレコーディングにも対応していますので、宅録もできます。
ちょっと面白い機能を生配信で使ってみたいなー、なんて人には
おすすめです!
PreSonus AudioBox iTwo
こちらはPCだけでなくiPadにも対応しています。
しかも、これを買うと付属でStudio OneのArtist版が付属します。
Artist版だけで13000円くらいするので、
オーディオインターフェースは実質0円(笑)くらいになるんじゃないかな、と思います(笑)
なにせ、僕のおすすめするStudio Oneが付いてくるので僕はこれをプッシュします!
このくらいの価格帯だと性能差はそれほどないので、入力数や付属のソフトウェアや見た目などで決めるのが
いいんじゃないかな、と思います。
まとめ
最低限の機材で良いならこれくらいでDTMが出来ると思います。
PC、DAW、オーディオインターフェース。
しばらくやっていれば後々マイクやヘッドホン、モニタースピーカー、MIDIキーボードなどが
ほしくなってくると思います。
もう機材とかめんどくせーよ!って思う人はDTMセットたるものが各メーカーから出ているので
それを買うのが一番手っ取り早いかもしれません(本末転倒)
正直、この価格帯だと性能差なんてほとんどないので、欲しい機能がない限りは、見た目とか値段で決めちゃえば長く愛用出来るんじゃないかと思います。
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