ドメスティックな彼女のOPテーマ
『カワキヲアメク』で一躍有名になったシンガーソングライターの美波さん!
元はツイキャス主として弾き語りカバーやオリジナル曲を披露していた経歴があります。
それが今年2019年にメジャーデビューと、インターネットはとても夢がありますね!
2018年の夏に渋谷でワンマンライブを見に行ったのですが(古参アピ笑)、
音源と変わらないクオリティー、いやそれ以上で歌っていたので化けもんかと思いました(笑)
今回はそんな美波さんの歌い方分析に加えて、
いつも通りのプチ情報も書いていこうかなと思います!
真似できない音域の広さ
まだ、昨日のことのように鮮明に覚えてる
昔はひどく臆病に、今は胸を張って歌える曲になりました。ありがとうございました pic.twitter.com/wVyKmPdPxa
— 美波 (@osakana373) January 30, 2019
main actor
美波さんらしい、曲に語りを入れるスタイルから、
サビはめちゃくちゃ高いファルセットのコンボ。
ネット出身のアーティストからか、
Twitterに生動画をアップしてくれるのは嬉しいですね。
それと同時に、生歌でも戦える圧倒的な歌唱力を思い知らされます。
先程の動画がフルバージョンではないのでこちらも載せます。
サビの地声音がhiD
裏声の最高音がhiF#
ラスサビ(4:27〜)
地声最高音hiF#のロングトーン(4:42〜)
裏声最高音hihiA
サビの地声最高音はhiDなのに
ラスサビでhiF#まで出るなんて、めちゃくちゃエモい構成の曲ですよね。
地声の一番高いところをロングトーンで出すのでしたら、
まだ音域に余裕がありそうですね。
息漏れがほとんどなく、力みもない綺麗なミックスボイスです。
ちなみにライブでも普通に歌い上げてました。
自分は感動してボロボロ泣いてました(笑)
それと裏声の出し方が上手いですね。
この曲調に合わせてか、息漏れの多いファルセットで出してますね。
先程のTwitterの映像だと肩で大きく息を吸っていて、
ブレスをする音もよく聴こえてくるのも分かると思います。
本来歌にはあまり良くない息の吸い方(喉が力みやすい)なんですが、
上手く歌に活かしていますね。(緊張感や必死感が出てエモくなる)
追記:
ブレスに関しては他の曲でもよく見られるので、
本人の癖なのかも知れませんが、それでもこれだけ歌いこなせるのは才能なのかも知れません…。
後は見た感じ、姿勢が前傾にならずにまっすぐになって弾いているのが、
良い発声のポイントになってます。
猫背にならず肩をちゃんと開いてるのもポイントです!
新入りギターでアコースティックなカワキヲアメクです pic.twitter.com/Vex8n3n8S8
— 美波 (@osakana373) February 26, 2019
カワキヲアメクの弾き語りです。
サビ前(1:00〜)の中途半端だけはいや〜、の黒字の部分はhiC#で、
main actorでも一部ありましたが、がなり声を使っているんですよ。
このがなり声、多分なんですけど、
ミックスボイスを発声させる時に、
ちょっと声帯を緩めて、エッジボイスで出すような感じで発声してるんじゃないかなー、と思います。
普通に喉に力入れてがなり声やると喉痛めるので、恐らくそうやってるかもです(自信無し笑)
追記:
あ、自分が言ってたので合ってました!
こっちの動画のがなり声は声帯緩めすぎて(裏声成分が強くなりすぎて)裏返っちゃってますね。
喉を無理やりしめて出すがなり声だとこういう現象は起きないので、確定です。
ラウド系のバンドのやるシャウトはこれを上手いことコントロールしてやってると思います。
(フライスクリーム等の高域のシャウトの場合)
ミックスボイスを習得していないと出来ないやつです。
サビの地声最高音はhiC#
裏声最高音はhiE
美波さんの曲の中では割と穏やかな方ですね(笑)
安定感と表現力の高さ
元々ツイキャス主なので、YouTubeで転載されてるのを探せばたくさんの弾き語りカバーが聴けます。
どれも生放送で歌ったものなのですが、
生とは思えないくらい安定感がハンパないですね。
地声は萌え声生主みたいな感じで可愛いですね。
閉鎖強くて良く鳴っているイメージです。
歌声の音域が広いのは声帯閉鎖の強さが由来かと思いますが、
それだけだとしても、hiF#のロングトーンを出すのは女性でも難しいです。
なので、それなりのインナーマッスルもしっかり備わっていると思います。
→インナーマッスルを鍛える方法
https://halo2channel.com/2019/03/08/post-518/
ライブで歌う時も、フォームがブレていなかったので、
その辺りは気を使っているのかと思います。
メジャーデビューの裏側
1997年生まれ(現21歳)の若さでメジャーデビューをするのですが、
過去はバンドを組んでライブしていたみたいです。
現在の美波のライブでサポートをしてくれているメンバーは、
昔のバンドメンバーらしく、
ライブ中も息のあった演奏されていましたし、MCではメンバーをいじったりしていまして、とても仲が良さそうです。
恐らく、ツイキャスか何かで美波さんが単独で人気になってしまったので、
事務所かレコード会社がシンガーソングライターとしてデビューさせようとしたんじゃないでしょうか。
本人はバンドでメジャーデビューをしたかったんじゃないかな、と。
ライブのMCで具体的には言及していませんでしたが、
そのようなニュアンスで悔しさを吐露していました。
ここからは完全に妄想ですが、
去年体調不良でライブを延期したのは、彼女の中で葛藤があって精神的に不安定な事が多かったからなのかな、と思います。
メジャーデビュー後は、
ライブのキャパも大きくなりますし、
契約云々の話もあるので、サポートメンバーが今のまま行くか分かりませんが、
美波さんを支えてあげてほしいな、と思います。
まとめ
これからが大注目のシンガーソングライター 美波さんの歌声分析でした!
平成の女性シンガーソングライターは、『ずっと真夜中でいいのに』のACAねさんと美波さんの二人ですかね。
ACAねさんも美波さんも割と発声が似ているので、そのうちACAねさんの歌声分析もアップしようかなと思います。
美波さんは音源でも感情の込め方が上手いですが、ライブでは更に磨きがかかるのでみなさん、
是非ライブに行きましょう!笑
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