ちょっとタイトルが雑になってしまいましたけど(笑)
めちゃくちゃ元気が売りのWANIMA
キーも高くて、聞いててスカッとするし、
メロコア譲りのノリの良い楽曲で、ノリ!ノリ!ノリ!
みたいな人達ですよね。
もちろん良い意味でですよ?(笑)
今回はそんなWANIMAのベースボーカルのKENTAさんの歌声を分析したいなと思います。
地声ベースの張り上げミックスボイス
WANIMAと言ったらとにかくキーが高いですよね。
ライブ映像とか見ると本人も結構しんどそうに歌ってます。
下顎にめちゃくちゃ力みが入っているので、
だいぶ張り上げて歌っているかと思います。
元々声帯閉鎖が強いのもあって鳴りがいいのもありますが、
これだとすぐ喉も枯れちゃいますし、
最悪声帯ポリープが出来ると思います。
話し声は思ったより高くなくて、若干ハスキーな感じですね。
ここのところはライブやTV等で多忙を極めていると思うので、
声が枯れているパターンもありますね。
場合によるんですが、
テレビやステージでのMCでは話し声はミックスボイスになっているので
天然のミックスボイスかもしれません。
張り上げ声にもメリットはあって、
ライブだと、その時の感情や緊張感が出て、よりエモくなります。
だから叫ぶようにして歌うと、人の心に刺さりやすいです。
似た人だと、UVERworldのTAKUYA∞さんとか、My hair is badの椎木さんなど。
UVERworldのTAKUYA∞さんは、ミックスボイスで叫んでるのと、強靭な肉体のおかげで、声帯への負荷が少ないため、ずっと叫んでいられるのかと思います。
ともにのライブ映像
(0:14〜)変わらずのこる、の黒字の部分がhiC#
Aメロに最高音が来てるのが面白いですね。
結構喉が枯れていてハスキーになっていますが声は出ていますね。
1つ気になったのは終始笑顔で歌っているんですよね。
表情筋がちゃんと使えてるので、
声のトーンが上がってWANIMAの曲の良さを引き立ててます。
もしWANIMAの真似をしてみたかったら、口角を上げて歌ってみましょう。
慣れないと下顎が力んじゃうのですが、KENTAさんもだいぶ力んでるので、
あまり気にしなくていいと思います。
アゲイン
(0:17〜)くたびれたかおで、と、
おいてゆくからだが、の黒字の部分がhiD
(1:22〜)やさしさだけじゃいえない、と
りくつやりゆうならいらない、の黒字の部分がhiD
その他サビはhiB頻出っていう感じですね。
出だしの方からhiD出てくるとか鬼畜すぎる(笑)
ただ、音域調べてると、
4〜5音くらいしか音使わないでフレーズを作っているので、
すごいキャッチーだなっていうのは分かりました。
筋肉質な体が仇になってる
ボーカルの中で言うと割とパワー系じゃないですか?
パワー系というか、腹筋バキバキで、腕の筋肉も凄くて、みたいな。
EXILEの人達もそうなんですが、ボディビルダーの様なバキバキの筋肉って、
歌を歌うには向いていないんですよね。
いわゆるアウターマッスルというやつ。
見栄えはめちゃくちゃ良いんですけど、
スタミナの消費が早く、長時間筋肉に負荷をかけられない。
硬いので柔軟性が損なわれる、など色々な弊害があります。
なので、KENTAさんは結構歌いにくいコンディションになっているのかなと
思います。
それでもあれだけ声が出てるのは天然のミックスボイスだからでしょう。
もう少し柔軟な筋肉、インナーマッスルを付けていけばめちゃくちゃ化けそうです。
まとめ
発声としてはあまり良くないですが、
音楽的にはアリですね。
音楽的に、というよりロック的にアリって感じか……。
自分のやる音楽性にもよりますが、
WANIMAの様な音楽ならこの歌い方が一番フィットするでしょう。
あとは、無闇に筋トレをしてアウターマッスルを鍛えないように、
気をつけましょう。
もしどうしていいか分からなければ、柔軟ストレッチをするなり、
こちらの記事に書いたのを実践してみるのがオススメです!
コメントを書く